こんにちは。
桑原通夫です。
コンサル会社で有名な
船井総研・・
あまり評判は良くないみたいですね。
ある投資家の話によると・・
今後の株価は下がるだろう・・
という事です。
その理由は・・
クライアント企業の業績を
伸ばすことができないから・・
コンサル料が高いこともありますが
どうもそれだけではなさそうです。
そもそもコンサル事業が出来るのは
社長経験者だけなのに
若い社員にもコンサルをさせている・・
という事です。
若い社員に社長のコンサルは不可能です。
社長の悩みはただ一つだけです。
どんな会社の社長でも
いいときもあれば、悪いときもあります。
社長の悩みなんて・・いつでも、どこも同じです。
資金繰りだけです。
経営を存続させるためには
下手なアドバイスよりも
資金繰りです。
いくら船井総研という名のある
コンサル会社で働いているとしても
所詮は・・従業員です。
会社経営の経験もない
若いコンサルが、マニュアル頼りの
アドバイスを行っても
その会社の業績アップになりません。
業績を上げる方法なんて
現場の経営者が一番よく知っています。
それが出来ないのは・・
結局資金に余裕がないからです。
支払いに追われて・・本来のやるべきことに
手が付けられない場合が殆どです。
ああすればいい‥こうすればよくなる・・
そんなことはよくわかっています・・
でもそうするにはお金が必要です。
会社の中で一番孤独を味わっているのが
社長です・・
その社長に対して、社長経験のない
コンサル会社の社員に
その社長の辛さや胸の内なんか
理解できるはずが無いのです。
コンサルに求めるのは
下手なアドバイスよりも・・
気持ちを理解してもらうことです。
そして・・背中をそっと押して
もらいたいだけです。
そんな芸当は‥社員にはできません。
船井総研には800名の社員がいます。
20代から30代の若い社員に
マニュアル通りのアドバイスを
さてているのが現実です。
そんな若手コンサル社員に
したり顔で
アドバイスをされても・・
心に響くはずがないのです。
結局・・役に立たないことが解ると
顧客は離れて行ってしまいます。
でも‥船井総研というブランドで
また新たな顧客は付くでしょう・・
そんな繰り返し状態では
株価は上がりません・・
いつまでもブランドで食える時代では
無いのです。
コンサル事業をコンビニのように
展開するのは無理があります・・
コンサルは社長経験者にしか
できません。
実際に資金繰りで苦しんだ
人にしか
社長の胸の内は理解できないのです。
社長が求めているのは・・
マニュアル通りのアドバイス
ではありません。
心を整理するための話し相手です・・
キャッチボール相手なのです。
若手社員に何人ものクライアントを
担当させて・・
マニュアル化したアドバイスで
ごまかすようなコンサル会社なんて
百害あって一利なし・・です。
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