こんにちは。
桑原通夫です。
開業医の年収は？
もちろん・・
人それぞれです。
しかし・・一般的には
勤務医よりは多いようです。
当然、リスクも大きくなります。
厚生労働省の2019年度の
調査では・・
勤務医の年間給与は
一般病院で約1,491万円・・
一般診療所で約1,071万円・・
という事です。
それに対して、一般診療所の
医療法人院長の平均年収は
約2,700万円・・だそうです。
院長には雇われ院長も
含まれます。
これらの数字から、開業医の
平均年収は、勤務医の約２倍・・
と言えます。
では・・何故？勤務医のまま
の人が圧倒的に多いのか・・
という事ですが、
もちろん・・設備の整った大病院で
最先端の医療に従事したい・・
あるいはスキルアップできる
環境で働きたい・・等
色々な理由があると思いますが
最大の理由は、リスクの問題です。
確かに開業すれば・・
高収入を得ることができますが、
リスクも伴います・・
開業時にはクリニックの
確保や内装工事、そして
医療機器などの設備投資等、
多額の設備投資が必要です。
つまり・・多額の借り入れを
行わなければなりません。
そして・・経営者としての
マネジメント能力も
当然、求められます。
しかし‥勤務医のままでは
多くの収入を得られません。
若い勤務医となると・・
更に月収は低くなります。
大病院の勤務医でも・・
年収1000万に満たない場合が
殆どです。
勤務医で年収1000万を超えるには
40歳以上にならないと難しい・・
そんな話も聞こえてきます。
子供のころから勉強に追われ・・
大学の医学部でも6年かかる・・
その後研修医として2年・・
医者になるためには・・
多くの時間と努力も必要です。
投資費用も多額になります・・
もちろん‥人生はお金だけでは
ありません。
お金儲けだけを考えれば
医者の道・・も意外と
ハイリスク・ハイリターンになる・・
という事ですね。
安定して高収入を得ることは
どんな世界でも・・
簡単なことではありませんね。
世の中全て・・トレードオフ・・
代償なくして得るもの無し・・ですね。
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