こんにちは。
桑原通夫です。
今日は山形美容組合経営塾の
勉強会に参加・・
久しぶりに数字の勉強をしました。
MQ会計という・・
損益計算書には
出てこない数字に着目して
自社のどこに改善点が
あるかを探る・・
そんな講習会でした。
見えにくい利益を
見えやすくする・・
というのがMQ会計の
売り物ですが
Mとはmarginのことで
粗利です。
Qとはquantityのことで
数量です。
粗利×数量＝MQ
と言うわけです。
要するにどこに着目するか
によって、
見えにくかった利益が一目瞭然と
なるそうです。
粗利だけでなくその数量まで
目に見える形であらわす・・
すると・・
どこをどういじれば
利益をいくらにできるかが
ハッキリとわかる・・
モヤモヤとした目標でなく
連動して動きが理解できるため
経営計画が作りやすくなる・・
そんな内容でした。
コンサルでいつも思う事ですが
コンサルは・・
どこまで踏み込むか？
がとても重要です。
本気で経営を上向きにしたい・・
という事であれば
介入も踏み込んだもの・・
になりますが
座学の講座で
決算書の開示まで
求められても・・
受講生側もそこまで
開示したくない・・
という方もいると思います。
オープンな勉強会では
基礎的な考え方を学ぶ事で
十分です。
後は個別でコンサルを頼めば・・と
思いました。
コンサルの大事なところは
知らない知識を教えること・・
ではなく
わかっちゃいるけど
やれていないこと・・
その理由は？・・を
よく理解して、いかにして
やる気にさせるか・・
動機づけの問題だと思います。
その気にさせるかどうか・・
そこがコンサルの腕の見せ所だと
思います。
未だに‥経営者におしえてやろう・・
というスタンスのコンサルがいます・・
実践で長年取り組んで来た経営者は
知識は理解しています・・
経験も十分にあります・・
小手先の数字トリックでは
満足できない・・
講師は例題として
簡単な損益計算をして、
差し引き1万円の利益だったのを
ここをいじることで・・
1万円の利益が・・2万円になった・・
と2倍を強調しますが
実践経営者からすれば・・
利益が倍になったのではなく、
ただ1万円増えただけです・・
年間100万の純利益が
200万になったのなら
そこで初めて、利益が倍になった・・
と実感するのが経営者です。
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