こんにちは。
桑原通夫です。
シンプルでなければ・・
大衆には支持されない。
サラリーマンの外食で
人気があるのは・・
早くて安くてうまい店・・
ですが
昔からそうです。
千円カットサロンが
イマイチ広がらないのは・・
下手だから・・です。
正確には・・速さ重視の為
丁寧な作業ができないから・・
です。
千円カットの売りは・・
早さと安さですが
お客様目線で言えば・・
千円カットの魅力は
安さだけ・・です。
だから、安いことに最大の
魅力を感じる人がお客様です。
世の中には・・安さが全てと
思っている人は
意外と少ないのかも
知れません。
だから・・思った以上に
千円カットは
広がらないのです。
早い・安い・うまい・・
と3拍子揃った外食チェーンの
様には行かないのです。
うまく行っているビジネスは
シンプルです。
企業の価値観を押し付けたり
しません・・
お客様が求めていることに
シンプルに答えています。
また・・経済は不思議なもので
平等を求めると失敗します。
どういうことか？
どんな人からも一律に同額を
受け取ろうとするビジネスは
うまく行かないのです。
大衆を相手に売ろうとすれば
必然、価格設定も
大衆が求めやすい価格になります・・
つまり‥薄利多売の企業文化に
ならざるを得ないのです。
するとどうしても‥価格競争に
持ちこたえられる
資本力のある企業しか・・
生き残れなくなるのです。
お店でもそうです。
誰かが安くすると・・
必ず、もっと安くする人が
現れます・・
競争が起こります・・
最終的には、
１位の大企業だけが
「規模の経済」を活かして
一人勝ちになるのです。
大衆を相手にするなら
薄利多売ですが
一部の人たちを相手にすれば
価格の制限はありません。
カットだけで7万円の
ヘアサロンもあるのです。
そのサロンでは・・大衆を
相手にはしていません。
だから・・価格競争には無縁です。
いや・・逆の意味での
（高額を競う価格競争）を
している‥とも言えます。
取れる人からだけ・・頂く。
そして最高の技術や
サービスをする・・
非常にシンプルです。
一人勝ちすることで
利益を確保できるのです。
商売は、大衆を相手にするか・・
特定の客を相手にするか・・
そこをシンプルにしないと
うまく行かないのです。
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