こんにちは。
桑原通夫です。
戦わずして勝つことが最前である・・
と言ったのは孫子ですが
なぜ？戦って勝つことが
最善ではないのか・・・
戦って、戦って・・連戦連勝した
としても
必ず無傷とはいきません。
勝つたびに損害を受けることに
なりますが
それを繰り返していけば
やがて疲弊していきます。
戦わずして勝津・・という事は
自分の力を増すことにより
相手が戦わずして屈するように
することで、
無傷のまま勝つことになる‥
という事です。
無敵というと
戦って、戦って、百戦百勝を
イメージしますが・・
そうではなく・・戦わずして勝つ事。
相手が挑んでこないようにする事・・
つまり、敵を作らない・・ということに
なるのです。
強ければ→無敵ではなく
敵がいない→無敵なのです。
何時も戦ってばかりいたら、
勝つたびに相手の恨みを買うことに
なります。
無敵どころか・・周りは敵だらけに
なってしまうのです。
今の時代は、武器を持って戦う事は
ありませんが
経営戦略・・等という言葉があるように、
ビジネスにおいても、闘いは
つきものです。
同じ職場内でも・・様々な戦いが
あります。
例えば・・会社の会議でも、
白熱した議論になることもあります・・
その時に、言葉で相手をやり込めた
としても
相手は簡単に負けを認めません・・
その時は引き下がったとしても
結局、不満や恨みを残すことに
なりかねません。
例え議論に打ち勝ったとしても
禍根を残すだけです。
つまり‥相手を打ち負かすことが
無敵では無いのです。
相手が納得できるように話す事が
大事なのです。
説得するのではなく・・
相手を得心させることです。
無敵とは→敵を作らないこと
なのです。
戦わないこと・・説得しようとしないこと。
誰とも戦わない事＝無敵なのです。
勝ち負けにこだわらないことです。
これが正しくて・・それは間違っている・・
といった二元論ではなく、
グー・チョキ・パーに近いのが
現実の人間社会なのかも
知れませんね。
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