グローバル化の弊害・・ブロック化の背景・・

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こんにちは。

桑原通夫です。

 

グローバル化の弊害とは・・

 

そもそもグローバル化とは

理論上は・・

 

最も生産性が高くなり、
最も地球全体の富が最大化するもの・・

と言われて来ました。

 

しかしあくまでも理論は理論です・・

実際とはだいぶ違いがあります。

 

理論というのは、極論を用います。

曖昧な表現では

 

わかりにくくなるため、

極端な例を前提にしています。

 

可能な限り、法則化したものが

理論です。

 

ですから・・真ん中がありません。

右か左か・・で論じます。

 

その結果、右・・あるいは左という

極論を出すのが理論です。

 

グローバル化が進んだ背景には

各国が関税を元に

自国の産業を守ろうとしたために

 

世界の経済効率が落ちていることでした。

 

それ等の問題を解決するために

グローバル化という考えが出てきたのです。

 

もちろんグローバル化は経済だけの

問題ではありませんが

 

分かり易くするために経済を例にしますと

世界中の垣根を取っ払って

自由に製品の売買を行おう・・と言うものです。

 

市場が世界中に広がった・・ということです。

自由に開かれた経済活動・・という事ですが

 

結果として、EUを例にとれば

ヨーロッパでは格差が拡大しました。

 

それまでは自国の製品を守るために

各国で関税をかけ・・輸入品は

割高になっていました。

 

いくら欲しいものでも、価格が高ければ

ためらうのが消費マインドです。

 

そこでEUを例にとれば・・関税の取っ払いのより

それまで自国の車を買っていた人達が

 

安くて性能が良いドイツ車を買うようになった・・

という事です。

 

車に限らず・・EUでは経済的には

ドイツの一人勝ち状態になったのです。

 

ギリスはそれに慌てて

EUを離脱に舵を切りましたが・・

時すでに遅しです。

 

逆にそれによって、金融拠点を

イギリスから移す企業が増えました・・

 

このようにグローバル化

進めば進むほど

 

理論通りの世界レベルでの

生産性の向上と富の発展・・

とはなりませんでした。

 

グローバル化の弊害として

世界的に格差が大きくなったのです。

 

その理由は‥先ほどのドイツの例で言えば

各国の付加価値の違いです。

 

車を作っている国と

食料を生産している国では

その付加価値が大きく違います・・

 

車には多くの部品が使われ

複雑な作業工程もあり

 

それぞれに価値をつける

ことができ・・

 

大きな付加価値が生まれる

ことになります・・

 

結果として、多くの利益が得られます。

 

一方で豆や小麦を生産する

農業国では

 

原料の割合が高すぎて

付加価値を加えるところが少ないのです・・

 

結果として・・利益も少なくなるのです。

 

ですから車を作って売っている国は

ますます富み・・

 

小麦や食料を生産して輸出している国は

貧しくなる・・

という結果になるのです。

 

グローバル化

生産するものの違いにより

 

富む国と貧しい国との格差を

増大したのです。

 

そのことに気付いた今、世界は

グローバル化からブロック化という

逆流の動きが出てきたのです。

 

それがイギリスのEU離脱であり

トランプのアメリカファーストであり

中国の監視社会なのです・・

 

そのきっかけとなったのが

2008年のリーマンショックだったのです。

 

金融の分野でグローバル化が進み

効率化が行き過ぎた結果・・

あのリーマンショックが起きたのです。

 

その反動で世界はグローバル化から

ブロック化へと方向を変えつつあるのです。

 

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