こんにちは。
桑原通夫です。
ライザップが55億円の赤字・・
М&Aの失敗によるもの・・
ライザップは2017以前には
M&Aを繰り返すことで
資産と営業利益を
増やしてきました・・
結果としてグループの売り上げは
急激に膨張した・・
ところが2019年3月期には
217憶円の赤字となった・・
その原因はM&Aの失敗です。
買収先の資産価値の
見誤り・・です。
100憶の企業を50憶と叩いて
買収したつもりだったが・・
実際には50億以下の価値しか
なかった。
この時点で営業損失として計上
しなければならなかったのに・・
成長・・として誇張していた・・
例えば・・100億の会社を150憶で
買った場合は・・
50億がのれん代として
計上するのが一般的です・・
のれん代とは無形財産の
事ですから、買収時には
良くある支出ですが・・
それも、有形財産以外の
営業権や信用などの
財産価値が認められたものです。
そしてこののれん代を査定するのは
買収する側にあります・・
どうしても欲しい場合は・・・
のれん代も高くなります。
ライザップはわかりやすく言えば
負ののれん代を支払っていた・・
という事です。
M&Aを繰り返せば・・事業規模は
一気に拡大しますが
ライザップは最多時には80社も
買収していました・・
その都度・・負ののれん代が
増えていきました。
ライザップのM&Aは・・
成長ではなく・・誇張だった・・
という事です。
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