こんにちは。

桑原通夫です。

 

昨日の続きです・・

 

中国でキャッシュレス決済が

進んだのは、日本のように

 

銀行を核とした金融システムが

作れない・・からです。

 

車も同じです。

中国では日本のように優れた

ガソリン車を作ることはできない・・

 

それでガソリン車で競う事を

諦めて・・

電気自動車に目を向けただけです。

 

理由はとても簡単です。

 

環境問題などではなく、単純に

技術力が足りないからでした。

 

エンジンを搭載したガソリン車も

ハイブリット車も構造が難しい・・

 

ガソリン車は3万という多くの

の部品を使いますが

 

電気自動車の場合はエンジンが

なく、バッテリーなので

比較的簡単に作れるからです。

 

部品の数も3万個 → 1万個と

3分の1程度になり

技術的にも簡単だからです。

 

そこに目を付けた中国は・・

自国のメーカー側にも

 

電気自動車1台につき、70万の

補助金を出しました。

 

ガソリン車を作っている企業には

何の補助もありません。

 

その上、都市部ではナンバープレートを

入札制にしたのです。

 

都市部で車に乗りたければ

入札でナンバープレートを手に入れ

なければならない・・

 

そのプレート代として

ガソリン車には平均で340万という

高額な値段を付けました。

 

つまり、ガソリン車購入の場合は

車の代金+340万という事です。

 

対して、電気自動車を買う場合は

このナンバープレート代を無料にした・・

 

AV自動車の生産者には、1台に付き

70万の補助金を出し、

 

AV車を購入した人には340万の

ナンバープレート代を無料にした・・

 

その結果・・中国国内では

急速にAV車が増えた・・

という事です。

 

結局中国では・・欧米や日本のような

銀行も育っていない。

 

同じ様なシステムを作るには

多くのお金と時間が必要だ・・

 

という事で、強制的にキャッシュレス決済

にして、

複雑な金融システムを諦めたのです。

 

自動車企業も同じように・・難しい

エンジンで走る車を諦めて

電気自動車の道を選んだだけです。

 

キャッシュレス決済にしても

AV車にしても・・

中国が日本より優れているから

出来た事ではなく、

 

共産党独裁国家だから、

強制的に出来た事なのです。

 

民主主義国家では

そんな荒療治は到底出来ません。

 

中国では、世界と戦うには

そうするしか道がなかった・・

 

正攻法では追いつけないから、

ショートカットしているのです。

 

どちらも、

全ての国民を管理下において

コントロールしている国ならではの

やり方です。

 

その中国産のAV車をアセアン諸国が

受け入れるとしたら

 

鉄道と同じで・・思わぬトラブルが

起きそうですね。

 

現に中国産のAV車を、

まるでおもちゃのような、

 

大きなゴーカートみたいなもの・・

と、酷評する人もいます。

 

車の性能とは、たゆまない研究や

努力の積み重ねがあってこそ

高められるものです。

 

トヨタ・・に代表される

日本の自動車メーカーには

 

長年の努力と研鑽による、

多くのノウハウと価値が

あるのです。

 

電気自動車は部品が1万点・・

ガソリン車は部品が3万点・・

 

銀行の仕組みも同様・・

全国にサービス網を作ることなく

 

いきなりキャッシュレス決済の

導入といった・・

安易な方法を取っているのが

中国のやり方なのです。

 

電気自動車のデメリットを

よく知っている

日本のメーカーは・・

というよりも、トヨタは、

 

電気自動車に残っている

様々な課題について、

キチンとしたデータを添えて

政府に細かく進言していました。

 

だからこそ、世界がAV車に躍起に

なっているにも関わらず、

 

安易にAV車に舵を切らずに

世界の動きも注視しながら、

 

ハイブリット車や水素エンジンの

開発などに力を入れてきたのです。

 

もし・・日本で電気自動車以外は

走れない‥なんてことになったら

 

とんでもない混乱が生じます。

 

高速で長距離移動ができない・・

寒冷地では燃費が悪すぎる・・

充電に時間がかかる・・

 

1回の充電で走れる距離は

外気温が20℃で

速度が40㎞の場合という

条件付きで200キロは走れますが

 

100kmに速度を上げれば

半分しか走れなくなります・・

冬期間も‥半分になります。

 

電気自動車はリチウムイオン電池

使ってモーターを回して走ります。

 

電気自動車は寒さに弱い・・

高速で長く走れない・・

充電に時間がかかる・・

長距離走行に不向きである・・

気温に左右されやすい・・

等のデメリットがあります。

 

メリットよりもはるかに

デメリットが多いのです。

 

そうは言っても世界はAV車に

切りかえようとしている・・

 

世界のトヨタも‥その流れは

無視できません・・

 

企業イメージを損なわないように

350万台のAV車づくりを

発表しています・・

 

環境を考慮して・・

ハイブリットや水素で走る車にも

力を入れています。

 

しかしトヨタの本心は・・

需要がある限り、ガソリン車も

作り続けていくのです。

 

トヨタが出遅れたわけでは

ないのです。

 

現時点で、AV車への全面シフトは

時期尚早‥という事です。

 

無理してやったことには

後で必ず大きな代償があります。

 

タイもアセアン諸国も・・

中国のメーカーの進出には

慎重になったほうが良いと

思います。

 

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