オリンピックを見て思ったこと・・

こんにちは。

桑原通夫です。

 

衣食住足りて人は礼節を覚える・・・

自分が十分に満たされて初めて

 

周りの事に気が向く・・ということは

ごく自然の事だと思います。

 

空腹の人がわずかな食べ物を他人に

分け与えることは‥・難しい事です。

 

でも・・全く同じ人が・・・

全く同じ人格の人でも・・・

 

自分がお腹いっぱいであれば・・・

尚且つ有り余る食料があれば・・

 

人に分け与えることは‥

それ程難しい事ではありません。

 

食べ物だけではありません・・・

愛情もそうです・・・

 

誰かに十分に愛されている人は・・・

人に愛情を示すことは自然です。

 

然し・・天涯孤独で、誰からも無償の

愛を受けたことのない人にとっては・・

 

そう簡単に人に心を開くことなど

できません。

 

まず最初に自分が満たされることです。

 

そして‥なおかつそのような状況が

今後も続くことが担保されれば・・・

 

今度は人に余ったものを与えてあげよう・・とする

気持ちが自然に生まれてきます。

 

オリンピックでも・・自分が金メダルを取った人は

素直に人の金メダルも祝ってあげられる

ものだと思います。

 

しかし・・・自分がほしいものが手に

入らない状態で・・・

 

ライバルのメダル獲得を素直に

喜べるようになるまでは・・

時間が必要です。

 

否・・時間だけは足りません。

やはり‥自分もほしいものを手にした時が

 

本当に人の成功をお祝いできるのだと

思います。

 

オリンピックは・・参加できるだけでも

素晴らしい事だと思います。

 

私のお店のお客様にも…平昌五輪に身内が

出場する・・ということで応援に行く方がいます。

 

スノーボード競技のようですが、

最終目的が五輪参加であれば・・

もうすでに夢は叶っています。

 

出場が決定した段階でもうすでに

努力が報われたことになります・・

 

一方で・・銀メダルでも悔しがる人もいます。

本当に不思議なものですが・・・

 

結局は自分がほしいと思っていた結果が

手に入らない限り・・・不満は残るのです。

 

求不得苦・・とは釈迦が言った言葉ですが

ほしいものが手に入らない苦しみは・・

人間だれしもが味わうものです。

 

例え念願が叶ったとしても・・・

直ぐに別のものがほしくなります。

 

欲望にはきりがありませんが・・・

欲望を満たすために努力をすることが

人生でもあります。

 

何を求めるか・・・の違いはあっても

欲を抑えていたのでは・・幸せを実感することは

出来ません。

 

まずは・・自分のために生きましょう。

 

そして十分に満たすことが出来たら・・

余裕をもって・・人の為に頑張りましょう。

 

この順番を間違えれば‥・幸せは遠のきます。

 

オリンピックを見ながら・・そんな事を

改めて感じました。

最後までお読みくださいましてありがとうございます。

 

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