こんにちは。
桑原通夫です。
勝って兜の緒を締めよ・・・という言葉がありますが
人は、勝ち続けるとどうしても自分に特別な心が育ってきます。
それは自信を飛び越えた・・過信・・という心です。
もちろん・・周りからチヤホヤされて気分が良くないはずはありません。
しかし、人の評価を鵜呑みにするうちに・・・段々耳障りの良い言葉だけを
聞くようになります。
するといつの間にか、周りには、甘言だけをいう人ばかりに
なってしまいます。
そうして‥自分を見失うことになるのです。
古今東西・・・このパターンで自滅してしまうのです。
今、中国でも・・こんな流れが・・・そんな気がしてしまいます。
どんなに強い人でも・・多勢に無勢では最後は力尽きてしまいます。
逆に・・敵がたくさんいてもそのリーダー一人を見極めて勝負すれば
勝てることも・・・
勝負は時の運と言いますが・・・・負ける時ははっきりした原因があるそうです。
その原因とは・・一言で言えば…「過信」なのです。
そして‥この過信が戦いの原理原則・・複数の敵と同時に戦えば必ず負ける・・と
いうことを忘れさせてしまうのです。
自民党が勝利したのは…野党の分裂により・・戦う相手が希望の党だけ・・に
絞られたためです。
逆に希望の党にすれば・・・複数の敵を作ってしまいました。
自民党のほかに・・小池代表の排除・・という一言で、立憲民主党という
新たな敵を作りました。
日本人は・・・横暴なリーダーを嫌います・・・そして、弱い者の味方を
したくなる傾向があります。
弱いもの‥というよりも、横暴さに反旗を翻すものを
応援したくなる・・ようです。
民進党の枝野は嫌いでも・・・排除という人間に使う言葉ではないような
物言いをされて、窮地に立たされた哀れな枝野は・・・
心情的に応援したくなるのです。
そんな人がたくさんいたのでしょう・・・
もちろん、選挙の事を一介の美容師である私如きが、どうこう言えませんが
どのような世界でも…口は災いの元になる・・・と言うことぐらいは知っています。
この度の自民党は・・相手の批判よりも・5年間の安倍政権の成果を訴えました。
そして、喫緊の課題である少子化問題と北朝鮮問題をどうするか・・・
改めて、日米同盟の重要性と経済の安定成長・・を訴えました。
それから・・マスコミの「偏向報道」を上手に仮想敵に仕上げました。
そして・・何よりも、今回の自民党の勝利の原因は‥
インターネットによるものだと思っています。
新聞・テレビの偏向報道が明るみになったのも・・ＹｏｕＴｕｂｅや
その他のＳＮＳの力です。
ネット上には・・左も右も真ん中も‥・何でもありです。
特に若者は・・年配者よりも多くの情報を見ています・・・
若者の投票率の低さよりも、逆に新聞・テレビに誘導された年配者よりも・・
正しい判断が出来る環境にあることが重要です。
つまり・・・投票率は低かったとしても・・偏った投票も抑えられたと思います。
今後、インターネットで選挙の投票が出来る様になれば・・・
もっと・・選挙にネットを活用することで若者の投票率は上げられると思います。
そしてこの度・・愛知県で起きた・・ある投票所での無効票の異常な多さ・・
当落を決めた票差よりも・・無効票が大幅に多かった‥
その結果・・落ちてしかるべきという人が当選・・・という不可解さも
無くすことが出来るかもしれません・・
それにしても・・・８００億もかけた選挙ですから、結果に対しては
当選した議員はもとより・・各党共、政党助成金を使うのであれば
国益のために働いてほしいと願うばかりです。
最後までお読みくださいましてありがとうございます。
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